糖尿病

糖尿病の症状

こんな症状に思い当たるところはないですか?

  • ・健康診断で「血糖が高い」と言われた
  • ・ご家族が糖尿病
  • ・さいきん太ってきた
  • ・尿の回数が多い
  • ・喉が渇く
  • ・良く食べているのにやせる

糖尿病は症状が出にくいですが、ほおっておくと「人工透析」「目が見えなくなる」「足を切断」などの非常に大変な状況になってしまう恐い病気です。また命にかかわる
「心筋梗塞」「脳梗塞」の原因にもなります。
いつまでも大切なご家族のそばで元気にいるために、ぜひ症状がないうちに一緒に治療しましょう!

糖尿病とは?

糖尿病は血液の中に糖分が多くたまってしまっている病気です。
症状が出ませんが、長年血液の中に糖分がたまっている状況が続くと血管がボロボロになってしまいます。特に細い血管がダメージを受けやすいので、失明、透析、足の感覚麻痺、心筋梗塞、脳梗塞といった名前を聞くだけでも恐ろしい病気を知らないうちに引き起こしてしまいます。実際、透析や失明、脳梗塞・心筋梗塞をおこされてしまった方から、「ちゃんと糖尿病の治療をしとけばよかった」という悲痛な声をお聞きいたします。

 

近年、「肥満、運動不足、甘いもので血糖が上がる」⇒「血糖を下げようと膵臓がフル回転しインスリンを沢山分泌」⇒「そのうち膵臓が疲れてきてインスリン分泌量がへってしまう」という糖尿病悪化の原因が最近分かってきました。

 

私は痩せているのになんで糖尿病なのかしら?」
「間食もしないしご飯も少ないのに、もっと食事を減らさないといけないの?」
こういう方は膵臓が疲れてしまっておりインスリンの分泌量が減ってしまっているのが糖尿病の原因かもしれません。そもそも日本人は欧米の方に比べると膵臓がデリケートで疲れやすく、少し高血糖が続くと頑張り過ぎてへばってしまいインスリン不足になりやすいようです。

 

「血糖値が高いんだから、食べ過ぎに決まっているでしょ。もっと食事をへらして運動しなさい!」
こんな状況で食事をさらに減らして運動するとどうなるでしょうか?栄養不足でフラフラになってしまいますね。
つまり、一言で糖尿病といっても、①毎日高カロリーな食事をして、インスリンを作っても作っても追いつかないメタボな状況 ②食事のカロリーは普通、でも膵臓が疲れてインスリンが作られない状況 の2つがあり、その方に応じた食事療法、治療薬は必要になります。①の方はもちろん、きちんとした食事や運動の知識を身につけて頂く事が大切です。②の方は膵臓を大切にいたわりながら飲み薬やインスリン治療が大切です。

検査

  • ・血糖値
  • ・HbA1c
  • ・C-ペプチド
  • ・GAD抗体
  • ・腹部CT、エコー
  • ・眼科検査

治療

・当院の治療目標はHbA1c6~7%です!
これは血液に糖が長年たまることで起きる失明や透析などを予防し、健康な方と同じ寿命を目指す為の数値です。

 

良く使うお薬

DPP4阻害薬(2009年に登場した安全性の高い画期的なニューフェース)

食事をして血糖値が上がったときだけインスリン分泌を増やしてくれる優れものです。 血糖が高くないときはインスリンを増やさないので、低血糖を起こす可能性も低く安全性の高い薬です。また必要な時にしか膵臓からのインスリン分泌を促さないので、膵臓も疲れず優しい薬です。その使いやすさから、糖尿病治療の主役になってきています。

 

メトグルコ(1960年から長年使われているベテランさん)

インスリンの効き目を良くしてくれる薬です。
インスリンが沢山でているのに効き目が悪い、または過食になってしまっているメタボ気味の方に最適です。昔からある薬ですが、内臓脂肪の多いメタボの方に良く効き、また価格もお手ごろで長年愛されている薬です。DPP4阻害薬と働き方が違うので、両者を合わせるとお互いの良い面が発揮されて相性も抜群です。
75歳以上の方、腎臓の悪い方は使用できません。また造影剤の検査の前後2日は飲むのを中止、また熱・下痢で脱水気味のときも内服中止が必要です。

 

インスリン注射

飲み薬を数種類使用しても、高血糖が続く」、「インスリン分泌量がとても少ない」
方がインスリンを考えます。
「注射なんで嫌だよ」「1日何回も打つんでしょ?」「痛くもかゆくもないのに注射したくないよ」などの声を耳にします。 確かに症状がないのに注射を始めるのは気が進まないのも良く分かります。 ただ最近はインスリン製剤も沢山種類がでており、BOTという治療法があります。 これは、「現在の糖尿病飲み薬」+「1日1回だけインスリン注射」というものです。 飲み薬で追いつかない部分、夜1回のインスリン注射で補う作戦です。 「1回ならインスリンやってみるか」と言って頂ける方も多く、始めてみると思ったより簡単という声をよく伺います。またインスリンを始めて膵臓を休ませることで膵臓が元気を取り戻し、飲み薬を減らすことができる方もいらっしゃいます。

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