リウマチの治療が始まって長ーく調子よかった人が、ある日突然 手や足が腫れて痛くなってしまうことがあります。
「どうしよう、予約はまだ来週なのに。今日予約外で病院にいったほうがいいのかしら?」そんな迷ったことはある皆さん必見です。
この動画を最後まで見ますと、緊急で病院に行ったほうがいいのかの疑問が解決し、どのように対応したら良いのかがスッキリ分かります。


結論1
関節が痛くなっても急に病院に行く必要はありません。
リウマチの飲み薬はどれも効き目がゆっくりです。
例えばリウマチの飲み薬で一番使われているメトトレキサートですが、痛みがあるからと言って1錠増やしても効果が出てくるのは早くて2週間、大体は1-2か月かけてジワジワ効果を発揮します。
なので、今起きている関節の痛みや腫れには効果がありません。
おそらく一緒に出されるであろう、痛み止めで様子を見るしかできません。だったら薬局でも買えるよ、そんな感じです。

結論2
痛くなった時に自宅ですぐ対応できるように、痛み止めや湿布を痛くない時にもらっておく。薬局でかってもOK!
さらに時々腫れる方は、あらかじめステロイド(PSL5㎎)を1シート10粒位持っておくというのもおすすめです。

リウマチのお薬を増やしてもすぐ効かないので、今起きている関節の腫れや痛みを抑える手段というのは、実はかなり限られます。

 大きくは3つ、 
①痛み止め、湿布 痛みがある間はしっかり早めに使うと効果的です。
PGという痛み物質が新しく増えるのを抑えてくれます、すでに増えてしまったPGはどうしようもないので早めい使うのがポイントです。胃潰瘍や腎臓が悪い方は注意が必要です。多めの水や胃薬と一緒に使います

②ステロイド 即効性があり、大体プレドニン5㎎を2-3日使うと痛みだけでなく腫れもとってくれます。
ただ1週間以上使うと急にやめられなくなってしまうので、1週間以内の短期投与、3日~5日間程度飲むといった使い方になります。

③生物学的製剤
注射間隔をあけて使っている方は、注射間隔を規定の使い方に戻す。アクテムラ4-5週に1回 ⇒2週に1回に戻す。

番外編)
関節の水をぬく・ステロイドを入れる  整形外科さんで、特に膝などの関節に注射を刺してたまった水をぬいたり、ステロイドを中に入れたりします。

まとめ
・痛みが出たからといって急いで病院に行く必要はありません。
・まずは手持ちの痛み止め・湿布、プレドニン、注射間隔を戻す
・日頃から、痛くなった時にどうしたら良いかを主治医と決めておく
・痛み止め・湿布・プレドニン・注射を予備にもらっておく