先日のNHK特集で山王メディカルセンターの山中先生よりリウマチの方向けに新型コロナウイルスのお話しがありました。
とても参考になるので皆さんへのご紹介と、テレビでは言えないさらに踏み込んだ内容も踏まえて僕からの+α情報もお伝えします。

リウマチの薬を自己判断で中止してはダメ
「現時点でリウマチのお薬を使っている方がコロナになりやすいというデータはない」
「インフルエンザもリウマチのお薬で増えなかった」
という事が番組内で放送されておりました。
リウマチのお薬を自己中断されてリウマチが悪くなってしまった方をみてきたので、ぜひ僕からもリウマチのお薬を継続して頂きたいです。

TV番組+α情報
※新型コロナウイルスは世界中に広がって、今日時点で480万人もの人がが感染。
世界の各国で分析しても、それでもリウマチがある方やリウマチのお薬がコロナになりやすいというデータが出てこない。
もうそろそろ、「リウマチのお薬はコロナのなりやすさに無関係です!」と言っていいのではないかと思います。
※インフルエンザに加えて、普通の風邪(この中には旧型コロナウイルス1-4型も含まれているのですが)のなりやすさもリウマチのお薬は無関係。
同じコロナウイルス1-4型が大丈夫なら、7型である新型コロナもやっぱりリウマチのお薬でかかりやすいってことは考えにくいと思います。
コロナにかかったら、ステロイドは継続、それ以外の抗リウマチ薬・生物学的製剤は一時的に中止 
これは2つ目に番組で放送されていたメッセージになります。
コロナウイルスと診断されたらもちろん、熱がでて心配だな?とおもったら、診断が出る前でも人込みに行かず家で自粛して、プレドニン以外のリウマチのお薬を中止して様子を見るのがいいと僕も思います。

TV番組+α情報
※リウマチの薬「アクテムラ」がコロナに効くかもって聞いたけど?という疑問をもたれる方もいらっしゃるかもしれません。
ここで大切なのは「アクテムラはコロナウイルス自体をやっつける訳ではない」という事。
アクテムラに期待されているのは「コロナウイルスが入ってきたことで暴走してしまった自分の免疫細胞を大人しくさせる効果」なんです。
新型コロナウイルスの重症な肺炎を起こしている肺の中では、ウイルス自体が悪さをしていことはもちろんですが、自分の免疫の細胞が暴れて肺を壊してしまう事が起きています。
火事になった時に、建物を壊して火を消すってイメージかと思います。
新型コロナ感染の初期はアクテムラを含めたリウマチのお薬は免疫を抑えるので、コロナの感染を長引かせてしまう可能性が考えられるので中止。
だけど、免疫が暴走し始めて重症肺炎になった時には、アクテムラなど炎症を抑えるリウマチの一部のお薬が効果的かもしれないという考え方です。
新型コロナウイルスに感染していきなり重症化はしないので、自分でできることとしては新型コロナにかかったらステロイド以外の抗リウマチ薬や生物学的製剤は中止というのが結論です。

手洗い、アルコール消毒
手指の変形のある方は、液体せっけん・泡石鹸が固形よりおすすめですと番組で紹介されておりました。
確かに固形石鹸だと泡立てにくいと思うので、液体せっけん・泡石鹸でしっかり泡立てて指先まで洗う事が大切だと僕も思います。

TV番組+α情報
※飛沫感染予防:手洗い・アルコール消毒の接触感染予防に加えて、咳やくしゃみ、吐く息に含まれている水滴にのってウイルスが飛んでくるのを防ぐ飛沫感染予防も大切です。
・水しぶきが飛んでくる距離は2m、これを覚えておいて2m人との距離をあける
・換気 エアコンでは換気されないので、1時間に10分は窓を開けるなど換気をすることが大切
・マスクをつける 水しぶきと一緒に飛んでくるウイルスを防ぐことが出来る。
・ある程度の感染予防効果が期待できるのと、自分から相手にうつさない事には大きな効果が期待できる
・逆に考えると、マスクをしてない人からは2m 離れる事がお勧めです。