桜の満開を過ぎて、緑の葉っぱが混じるようになりましたね。
今週は入学式のお子さんも多いですよね、新しい学校で頑張ってくださいね♪
さて私は先日、糖尿病の勉強会に出席させてもらいました。
「GLP-1RA Discussion~Weekly製剤がもたらす新しい治療選択~」というちょっと難しいタイトルの会ですが、最近の糖尿病治療薬「トルリシティー」について勉強させて頂きました。
糖尿病のお薬というと、まずは飲み薬、それでもだめならインスリン注射といったイメージがありませんか?
今回勉強した新しい注射「トルリシティー」は、ちょうどその飲み薬とインスリンの中間に位置するような薬で、週1回だけの皮下注射になります。
血糖が上がった時だけインスリンの効き目を良くするGLP-1という物質と同じ働きをするので、なんと低血糖が起きません。またインスリンと違って体重が増えず、週1回だけ決まった量の注射で、ペンの形をしているので針も見えないという注射になります。
「飲み薬でなかなか血糖が下がらないけど、インスリンはちょっと・・・」という方にピッタリ合うお薬だなと思います。気になる方はぜひご相談くださいね。
トルリシティの特徴
① 低血糖を起こしません
② 体重を増やしません むしろ体重が落ちます
③ 週1回だけの注射です
④ 太もも・お腹にあててボタンを押すだけでOK(量の調整や針の取り付けもいりません)
⑤ 飲み薬より効果があります