写真で分かる!手のリウマチ初期症状

手首や指の痛みが続いていて、周りの方に「リウマチじゃないの?」と言われたり、ご自分で調べて「リウマチかも?」と不安に思われている方もいらっしゃるかと思います。
実は同じ手の指でも、リウマチが出る場所と出ない場所があるので、分かりやすいよう手の写真を使ってご紹介させて頂きますね。



リウマチで痛くなる場所


指の真ん中はリウマチで痛みや腫れが出る場所で要注意です。ただブシャール結節という加齢変化でも痛みが出る事があります。
この2つをに分けるポイントは、第2関節を触ったり押してみて「ブヨブヨ柔らかく腫れていたらリウマチ」、「硬い骨を触る場合にはブシャール結節」になります。
リウマチでは関節の中で炎症が起きて水が溜まるので、水風船のように関節が膨らんで、押すとブヨブヨして痛みがあるのがポイントです。


指のリウマチの見つけ方




リウマチは早く治療しないと骨が溶けて手や指が曲がってしまう事があります。
早期診断と最新治療がとても大事で、それができる「関節エコー検査のできるリウマチ専門クリニック」をホームページなどで探して受診してみてください。
実はレントゲンや血液検査ではリウマチを見落としてしまう事があり、関節エコーという検査がないと、リウマチの早期発見や十分な治療ができないので、関節エコー検査ができる医療機関を探してくださる事を切に願います。

指の付け根が痛い、さらにぷっくり腫れている場合には、リウマチの可能性がとても高くなります。バネ指でも痛くなる事はありますが、見分けるポイントは「指を使わなくても痛みがあるかどうか?」「押してブヨブヨ腫れているかどうか?」です。
リウマチの場合には、指を使わず安静にしていても、指の付け根で炎症がずっと起きているので痛みや腫れが続きます。バネ指の場合には、指の使い過ぎで起きている事が多いので、指を休ませると良くなります。
またリウマチの場合には、指の付け根の関節が腫れているので、押すとブヨブヨと膨らんでいて、痛みが出るのが特徴です。 なので、指を使い過ぎた覚えもないのに指の付け根が痛い場合、押すとブヨブヨ腫れていて痛みがある場合には、まずはリウマチの可能性を考えて「関節エコー検査のできるリウマチ専門クリニック」をホームページなどで探してご相談してみてください。


リウマチの変形



一方でブシャール結節は骨が出っ張って太くなっているので、触ると硬くて押しても痛みはありません。
湿布を貼ったりして様子を見ると良くなる方がほとんどです。痛みが強い場合には整形外科さんを受診してみてください。

手首のリウマチの見つけ方


へバーデン結節

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