皆さんは「コレステロールが高い」と言われたとき、実は問題がない場合もあることをご存知ですか?
健康診断などの血液検査の項目を良く見て頂きたいのですが、コレステロールの検査項目にも種類があり「総コレステロール」「LDLコレステロール」「HDLコレステロール」の3種類があります。
総コレステロールは何種類かあるコレステロール全体の量を見たものです。
その中にはLDLコレステロールやHDLコレステロールなども含まれています。
LDLコレステロールはいわゆる悪玉コレステロールで動脈硬化の原因となります。
いっぽうHDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれており、体を動脈硬化から守ってくれます。
ですので、HDLコレステロールは高いほうが体によく、逆に低いと悪いのですね。
さて、皆さんの健康診断結果には何のコレステロールが高いと書いてありますか?
「総コレステロールが高い」と書かれていた場合、悪玉コレステロール(LDL)が高い場合と、善玉コレステロール(HDL)が高い場合があります。
ぜひ一度LDLコレステロールが高いのか、HDLコレステロールが高いのかを調べて見ましょうね。
「LDLが高い」と書かれていた場合には治療が必要ですので、ぜひ受診してください。
「HDLが高い」と書かれていて他のLDLなどが正常なときは問題ありませんので、ご安心くださいね。
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