こんにちは。リウマチ初心者のくま子です。

このコーナーでは、リウマチについて、院長の佐藤先生に質問していきます!
今回は、「リウマチの治療方法」について、質問しました。

一緒に、リウマチに関する疑問や不安を、解決していきましょう!

※前回の記事はコチラ

くま子
それでは、佐藤先生、本日もどうぞよろしくお願いいたします。

くま子
よろしくお願いします!

佐藤先生
〜リウマチの治療〜
検査でリウマチと診断されたら、いよいよ治療の始まりですね。
リウマチの治療法はどのようなものなのでしょうか?

くま子
リウマチの治療方法は、飲み薬がメインです。
免疫の細胞を大人しくする作用のある薬を服用することで、免疫を抑える効果があります。

佐藤先生
以前、リウマチは『免疫細胞が自分の体を攻撃している状態』とおっしゃっていましたが、その免疫細胞に対して、薬を使用するということですね。

リウマチは治らない病気という印象があるのですが、この薬によって、どの程度の効果が期待できるのですか?

くま子
以前はいい薬がなく、リウマチがを抑えきれないことが多く、薬を飲んでも手足の変形が進行することが多かったです。
しかし、ここ10年でいい薬が出てきて、痛みもなくなり、変形を抑えることができるようになってきました。

一度変形したら、治すことはできないため、早くリウマチと判断することで、変形を抑えられる可能性が高くなります。

佐藤先生
いかに早くリウマチを発見するかが重要になってきますね。

薬には免疫細胞を抑える効果があるということでしたが、副作用が心配です。

くま子
薬により、悪い免疫(自分を攻撃する免疫細胞)を抑えることができる反面、いい免疫(病気への免疫)を抑えることもあると言われています。
そのため、感染症にかからないように気をつける必要があります。
主に、『手洗いうがい』が重要になってきます。

佐藤先生
現在、コロナウイルスが流行しているので、心配に思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際にはリウマチの薬を使っているからと言って、コロナウイルスにかかりやすいということはありません
もちろん、気をつける必要はありますが、薬のせいで感染症になったということはありません。

佐藤先生
気をつけるに越したことはないけれど、過剰になる必要はないということですね。
それを聞いて、安心しました。

くま子
はい。
ただ、薬は肝臓や腎臓で分解するため、そこのトラブルが無いか、月に1回の検査は必要です。

佐藤先生
月に1度、検査をしながら、薬の処方をしてもらうということですね。
リウマチに一度かかると、定期的に通わなければならないのでしょうか。

くま子
処方は、リウマチの進行の度合いを見ながら、量を増やしたり減らしたりと調整をするため、定期的な通院は必要になります。

一度、薬で進行をしっかりと抑えることができれば、リウマチが弱くなることもあります。
その場合、薬の量も少なくできることがあるので、必ず検査を受けましょう。

佐藤先生
薬による負担を減らすためにも、月1回の検査は重要ですね。

佐藤先生は、「早くリウマチに気がついて欲しい」という思いから、本を出版されています。
リウマチについて、もっと知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
書籍に関するページはコチラ

くま子