infuru_eye
インフルエンザについてどんなイメージをお持ちでしょうか?
 

「去年なったけどアレは辛かったな。1週間寝込んだよ」

「予防接種、家族みんなで毎年受けてます」 などなど

毎年冬になると学級閉鎖などニュースで有名なインフルエンザ、どのように予防したらよいのでしょうか?また感染してしまったらどうしたらよいのでしょうか?

Q1、インフルエンザワクチンって効果あるの?
A インフルエンザを70~90%の確率で予防できます。 もしインフルエンザになっても重症になるのを防いでくれます。 あの辛いインフルエンザの症状を考えると、ワクチンで予防しないなんてもったいないですよね。私は絶対にインフルエンザになりたくないので、毎年2回受けています。
Q2、ワクチン以外の予防対策は?
A インフルエンザにならない為の6つの予防対策をこっそりお教えします。 
  • ① 洗顔、手洗い: ウイルスが侵入する一番危険な場所は実は鼻です!帰宅後に手を洗うのはもちろん、顔も洗って鼻回りについたウイルスも洗い流しましょう。
  • ② マスク: ウイルスが体に入るのを3割減らします。
  • ③ 空気洗浄器/加湿器: ウイルスは湿度にとても弱いです。湿度60%が目安です。
  • ④ 十分な睡眠・運動: 免疫細胞の働きがUPします
  • ⑤ うがい: 口・喉のウイルスを取り除くことができます。
  • ⑥ 漢方薬: 免疫力を高める漢方薬があります。インフルエンザで絶対休めない方、受験生の方などぜひご相談ください。私も冬場はお世話になっています。
  • 「インフルエンザワクチン接種」と「6つの予防対策」で100%のインフルエンザ予防を一緒に目指しましょう!
    Q3、熱がでた!すぐに病院に行ったけど早すぎて検査しても分からない?
    A 検査陰性のインフルエンザがあります。

    会社も家族もインフルエンザが流行ってる、朝から節々が痛くて、熱も38度。

    熱でフラフラ病院に行くと、「まだ熱がでて半日たっていないからインフルエンザの検査をしても分かりません。」と言われた事はありませんか?


    そうなんです、インフルエンザの検査はインフルエンザウイルスが体のなかで沢山増えないと陽性にならないのです。実際に診察をしていると「インフルエンザだろうな」と思った方が検査でインフルエンザ陰性になってしまうことがあります。


    当院では検査は陰性だけど症状からまずインフルエンザで間違いない方には、ご希望に応じてインフルエンザのお薬を処方しております。高熱のも関わらず来て頂いたのに、また明日も来てくださいっていうのは大変ですよね。

    Q4、治療はどんなお薬なの?
    A インフルエンザの薬は「タミフル」「リレンザ」「イナビル」の3つです

    いずれもウイルスが増えるのを邪魔する薬となり、1-2日で熱が下がります。

    タミフルは1日2回の飲み薬、リレンザは1日2回の吸入でどちらも5日間使用。

    イナビルは1回吸入するだけ(これは楽です♪)です。

    効果に明らかな差はありませんので、飲み薬が良い、吸入が良いなどの患者さんの御希望や年齢で選んでおります。

    解熱するまでには1-2日かかりますので、

    ・解熱剤(カロナール)

    ・十分な休息

    ・汗をかいての脱水に注意し、しっかり水分摂取

    ・平熱になっても2日間は自宅安静(周りの方にうつしてしまう可能性があります)v

    ・ご本人、看病されるご家族もマスク

    ・加湿器/空気洗浄機で湿度60%

    などにも注意しましょうね。

    Q5、子供にタミフル、大丈夫?
    A、10代のお子さんは吸入治療がおすすめです。

    数年前、インフルエンザのお子さんがタミフルを飲んだところ異常行動がみられたとニュースで話題になりました。タミフルが原因なのかインフルエンザ自体が原因なのかははっきりしていませんが、異常行動がみられるのは10代のお子さんが多い事が分かっています。

    当院では10代のお子さんには吸入薬での治療をおすすめしています。また解熱するまでの48時間は一人にせずご家族が見守りをすることが大切ですね。

    Q6、妊娠中にインフルエンザになっちゃった
    A、妊娠中もお薬は安全に使えます。

    妊娠中にお薬をのんで大丈夫なのか?ご心配になる点かと思われます。

    ご安心ください、妊娠中もインフルエンザのお薬は安全に使えます。

    むしろ、妊婦さんのインフルエンザは重症化して入院となることもあるので、しっかりお薬で治療することが大切です。また、インフルエンザワクチンも妊婦さんに安全ですので、インフルエンザ予防でしっかり接種しておきましょうね。

    ~院長より~

    お読みい頂き、ありがとうございます。

    ご家族・お友達にもワクチンを勧めてぜひインフルエンザから守ってあげてください。

    皆さんで元気に冬を過ごしましょう!

    インフルエンザワクチンは予約なしで接種可能です、ぜひご相談くださいね。