先週、大宮で行われたさいたま市薬剤師会で関節リウマチの講演をさせて頂きました。
60人近い薬剤師の方にお越し頂き、また沢山のご質問もいただきありがとうございました。
「メトレートの口内炎に困っている」「生物学的製剤の変更を勧められたけど迷っている」など、薬局で患者さんから聞かれる質問などもお聞きすることができ、私自身も大変勉強になりました。
よりリウマチ患者さんが安心できる治療には、クリニックや病院だけでなく実際にお薬をお渡しして頂く薬剤師さんとの協力が大事だと日ごろより強く感じておりましたので、普段お世話になっている多くの薬剤師の方々と話すことが出来てとても良い機会となりました。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
- ①「リウマチの早期診断」「リウマチが治っているかの確認」には「関節エコー検査」がとっても役に立つこと
- ②メトレートの安全な使い方
- ③タクロリムス、ケアラム、アザルフィジン、リマチルなどの飲み薬の特徴
- ④将来を見据えた生物学的製剤の選び方
講演の内容は、
の4つを話させて頂きました。
とくに今現在のリウマチの症状を治療で良くすることはもちろんですが、将来ご高齢になってからも安心して続けられる治療を最初から選ぶことが大切な点を説明させて頂きました。
効果が同じなら、安全性が高く、飲み薬を減らしても効き目が落ちず、注射の回数・量を減らせる生物学的製剤がいいですよね?そんな、将来を見据えたときにどの生物学的製剤を選ぶのがよいのかなどを講演させて頂きました。