最近はリウマチで治療中の方が、お薬の相談でいらっしゃることが良くあります。 お話しを伺い、ちょっとした工夫でお薬が上手に使えることがありますのでぜひご相談ください。

ちょっと難しい話になりますが、リウマチの原因となる悪い免疫細胞は葉酸というビタミン剤を使って増えていきます。悪い免疫細胞が葉酸を使えないように働くのがリウマトレックス（メトトレキサート）になります。

ただ肝臓の細胞など、体中の良い細胞も葉酸を使いますので、リウマトレックス（メトトレキサート）がずっと体に効いているとこれらの良い細胞も葉酸を使う事が出来なくなってしまいます。その結果、肝臓の数値が上がったり、口内炎などが出やすくなることがあります。

そこで役立つのが今回紹介させて頂いたフォリアミン（葉酸）です！ 葉酸は、妊娠中の赤ちゃんの成長にも必要なので、サプリメントで補充するよう言われ馴染みのある方も多いかと思います。 フォリアミンを使うとたっぷり葉酸が補充されますので、体中の良い細胞がいつも通りに葉酸を使う事ができるようになり、高かった肝臓の数値は元に戻り、口内炎もなおるんですね。