看護師がお答え♪生物学的製剤Q&A(1)
- ①注射は難しい?
- 自分で注射するタイプの注射は、なるべく操作が簡単に注射できるような作りになっています。初めから1人で行うのではなく、看護師と一緒に注射の方法の説明や、練習をし、1人でもできるようになったらご自身で自宅にて注射をして頂く流れとなります。その為、注射での治療を始めるとなった場合は初回の説明として約30分程お時間を頂いています。また、どの注射を行っていくかは、診察の際に先生と相談して選択していく形になります。
- ②注射をする時間はいつがいいの?
- 1日のうちいつでも大丈夫です。 ご自身の生活リズムに合わせてお好きな時間に注射してください。
- ③注射した日に入浴できますか?
- 可能です。 注射を入浴の前後で迷われる場合には、入浴後の清潔な状態で打つことをお勧めしています。
- ④注射した日にお酒は飲んでいいの?
- 注射とお酒は関係ないので、注射した日にお酒を飲まれても大丈夫です。 ただし、メトレートの内服日にはお酒は避けて頂きたいので、注射の日とメトレートの内服日が重なった場合には、お酒は避けてください。
- ⑤注射が痛いときはどうしたらいい?
- ・なるべく皮下脂肪の多い部分に注射する。
(脂肪がたくさんつまめるところに打つようにしてみてください。)
・注射する部位を注射前に氷などで冷やしておくと、感覚が鈍くなり痛みを感じにくいと言われています。
・注射の薬液が冷たいと痛みが感じる場合があるため、冷蔵庫から出した後、室温に置く時間を延長してみてください。
例:30分→1時間。
また、時間がないときには手で握って人肌で温めると常温に戻りやすくなります。
・注射部位が、痛点に近く、痛みが強かった可能性もある為、前回打った注射位置より少しずらしてみてください。
(痛点は目視では見えなく、個人差もあるので痛かった場所があればノートにメモで残しておくのもお勧めです。)
ぜひ試してみてください♪