こんにちは。リウマチ初心者のくま子です。

このコーナーでは、リウマチについて、院長の佐藤先生に質問していきます!
今回は、「リウマチ専門医になったきっかけ」について、質問しました。

一緒に、リウマチに関する疑問や不安を、解決していきましょう!

※前回の記事はコチラ

くま子
それでは、佐藤先生、本日もどうぞよろしくお願いいたします。

くま子
よろしくお願いします!

佐藤先生
〜リウマチ専門医について〜
佐藤先生の経歴を拝見しました。
先生は、学校を卒業されてから、ずっとリウマチの専門医として活躍されているのですね。

リウマチ専門の先生というのは、たくさんいるのでしょうか。

くま子
リウマチの専門医になるための試験がありますが、合格者は毎年100~150名と多い数ではありません。
リウマチの診療をメインにしている先生は、全国でも1000名程度です。

佐藤先生
たくさんお医者さんがいる中で、1000人はかなり少なく感じますね。
リウマチ専門のクリニックというのも、あまり見たことがありません。

くま子
リウマチ専門のクリニックは、都内にはちょこちょことありますが、数はあまり多くありません。
リウマチの専門医は、大体の方が大学病院に勤めていることが多いです。

なので、当院を予約される患者さんの約9割は、ネットで調べて見つけてくれた方です。

佐藤先生
〜なぜリウマチの専門医になったのか〜
では、なぜ数少ないリウマチ医を目指したのでしょうか?

くま子
元々、私の祖父がリウマチでした。
普段は元気に農作業などをしていた祖父でしたが、たまにリウマチの箇所が痛み、寝込むことがありました。
その祖父の姿を見て、小学生の時にリウマチの先生になりたいと思いました。
(参照:院長紹介)

実際に、リウマチの専門医になってみると、以前は治療できなかったものが、関節エコー注射の登場により、治療できるようになって来ました。
患者さんが元気になっていく姿を間近に見ることができ、やりがいを感じます。

佐藤先生
きっかけは、おじいさんがリウマチだったからなのですね。

内科の診療も行っていた時期があったのですよね。
どうして、リウマチ専門に変えてしまったのですか?

くま子
1つ目の理由が、内科とリウマチでの待ち時間の調整が難しいということです。リウマチの診察は、再診で10分、初診では30分も時間がかかってしまいます。

2つ目は、感染症対策が難しいということです。リウマチの患者さんは薬の影響で感染症に気をつける必要があります。そのため、インフルエンザやノロウイルスなどの患者さんと同じ待合室はなるべく使わない方が良いと考えました。

佐藤先生
服薬中は、感染症に気をつけなければならないというお話は、前回のインタビューでされていましたね。
リウマチの専門にしたことで、より患者さんに安心して受診してもらえそうです。

くま子
〜温泉ソムリエとは〜
話は変わるのですが、佐藤先生の資格の一覧に「温泉ソムリエ」とあったのですが…
これもリウマチの治療と関係あるのですか?

くま子
そうですね。
リウマチは、温めると痛みが和らぐということもあり、少しでも患者さんの役に立てばと思い、温泉ソムリエの資格を取りました。
(参照:温泉ソムリエドクターになりました!)

「リウマチがよくなったら、旅行に行きたい」という患者さんも多いので、おすすめの温泉について話したりすることもあります。

佐藤先生
それは、盛り上がりそうですね!
今度、私にもおすすめの温泉を教えてください。

関節が痛む場合について、こちらの記事にも対処法がありますので、ぜひご覧ください。

くま子